【東方project】夏だ!夜だ!チルノと寝る!【二次創作小説】

ツッコミどころあると思うけどそれはナシの方向で

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僕は幻想郷の人里で一人暮らしをしているただの男だ。

今は夜中だが、暑くてなかなか寝付けない。

虫たちが鳴いてる中、暑さでむしろ落ち着かない騒音となっている。

寝苦しいから体を冷やしたい。

氷を使おうかと思ったが、この世界は氷を作るのは少し難しい。

我慢できなくなったときにしよう。

 

仲達「外で体冷やすか」

 

結論は出た。

ジッとしているよりも外にいる方が少しは涼しい。

玄関を開けて外へ出てみるとなにやら人影がこちらへ向かってきた

その人影は小さい子供だった。

妖精なのだろうか。

青と白の服装、青い髪の色でショート。

背中には氷らしき翼が。

 

仲達「あ、あの、どうしたの?」

 

人間ではないが見た目は子供。

少し心配になって話しかける。

 

チルノ「んん、、?ここ、どこだー?」

 

頭をカクカクさせながら眠そうに答えた。

まさかこんな時間に眠りながら迷子か?

 

仲達「ここ、人里だよ?」

 

チルノ「お?あたいの家だー」

 

仲達「え、、、?」

 

なぜか僕の家を自分の家と勘違いしてる?

眠そうにフラフラしながら僕の家に入った。

 

仲達「お、おーいここは僕の家だけど、、、冷たっ」

 

止めようとして肩に触れたらヒンヤリしていて思わず手を引っ込めた。

 

チルノ「んん?だれだーおまえー」

 

いやそれこっちのセリフ。

 

チルノ「あたいは泣く子も凍る、最強の氷の妖精こと、チルノだぞー」

 

やはり、妖精だった。

ん?氷の妖精?

 

仲達「あの、チルノ、、、だっけ?ここ人里で僕の家だよ?」

 

チルノ「え?そう、ここは人里、、、ん?」

 

何かにいまさら気付いたようだ。

 

チルノ「え?ここ人里?ここあたいの家じゃない?」

 

僕は静かに頷く。

ほんとに寝ボケてここへきたのだろうか。

 

チルノ「ええ!?じゃあ、あたい迷子!?」

 

目が覚めたようだ。

でも、氷の妖精、、、抱いて寝ると気持ち良さそうだ。

帰すのはもったいない、、、いやいや何を考えてるんだ僕は。

 

チルノ「でもねむい~」

 

目を開かせたかと思いきやすぐに眠そうにウトウトしだした。

泊めようかな?

 

仲達「あのー、夜遅いし泊まってく?」

 

チルノ「んー、うん。泊まる」

 

あっさりだな、、、

 

仲達「布団こっちだよ」

 

眠そうに目をこすっているチルノの背中を押して誘導する。

触れてる部分がひんやりして気持ちいい。

 

チルノ「よいしょー」

 

仲達「もうちょっとそっち寄ってもらえる?」

 

チルノは布団に転がるが、真ん中を陣取って僕が寝転がれない。

 

チルノ「ん?一緒に寝るの、、、?」

 

仲達「泊めてあげるけど、僕を冷やしてほしいなあ」

 

チルノ「えー、暑いからやだー」

 

目が半開きになりながら駄々をこねてる。

なんか不思議な光景。

 

仲達「明日には氷を少しあげるから、、、」

 

チルノ「うーん、わかった。こい」

 

偉そうだな、、、

というかそんなんでいいんだな。

僕はチルノの隣で横になる。

 

仲達「じゃ、じゃあ抱きしめるよ」

 

チルノ「、、、やさしくね」

 

なんか雰囲気が、、、

女の子にドキドキしてしまう。

 

仲達「いくね、、、」

 

仰向けのチルノに片手で軽く抱きしめる。

するととてもヒンヤリとした感覚が体全体へ広がる。

死体ではない。

生きている。

冷たいのだが、とても柔らかい。

うまく言えないが、ほのかに"女の子"の香りがしてそれがまた癒される。

 

チルノ「暑い、、、でもなんか、、、」

 

チルノがモジモジしながらこっちに顔を向けてきた。

 

チルノ「もっと、、、ギュッてして、、、」

 

キュン(心の音)

 

首の後ろにもう片方の手を入れてもっと身体を密着させる。

さらに身体が冷えるが、身体の内側が少し暑い。

不思議な気分だ。

 

チルノ「ん、、、暑い、、、でも、、、もっとほしくな、、、る、、、」

 

仲達「苦しくない?」

 

人を普段抱きしめることなんてない。

ましてや子供、いや妖精なんてはじめてだ。

 

チルノ「う、、、ん、、、だいじょ、、う」

 

声が急に途絶えた。

静かに深い呼吸を繰り返している

眠りについたようだ。

そんなチルノを抱きながら頭を撫でる。

 

仲達「おやすみ、チルノ」

 

そう言い残して、僕も少しずつ意識が遠のいていった。

 

 

朝。

まず、腕が重くてだるい。

冷やしすぎたようだ。

それよりも僕と同じ布団に女の子がいることに改めて驚く。

まだ静かに寝息を立てるチルノを起こさないようにそっと布団から離れようとする。

 

チルノ「うーん」

 

いきなり寝巻きの袖を掴まれた。

行かないでと言われてるようで、愛おしくなりそっとチルノの頭を撫でる。

 

チルノ「う、、、ん?起きたの、、、?」

 

仲達「起こしちゃったか」

 

チルノ「うーん。あ、そうだ」

 

大きく伸びをしながらなにかを思い出した様子。

僕は女の子と寝たんだなと思い返していた。

ナニもしてないけど。

 

チルノ「氷、ちょうだい」

 

仲達「あ、そうだね」

 

そいやそんな約束してたな。

氷を桶に入れて持ってくる。

 

仲達「これでいい?」

 

チルノ「うん!ありがと」

 

氷を渡してチルノは家を出ながら小さいのをつまんで食べる。

 

チルノ「う~ん冷たくておいし~」

 

その場で食べるのね。

チルノは少し歩いてから急に立ち止まり、ゆっくりとこちらを振り向く。

 

チルノ「あの、、、また来ていい?また一緒寝ていい?」

 

首を傾けながら子供のようにお願いとか断れないわ。

実際見た目子供だけど。

というかすごいことを女の子に言われてる気がするのだが。

 

仲達「う、うん。いいよ」

 

それしかいえない。

チルノはニコッと笑う。

笑顔が眩しい。

 

チルノ「じゃあ、またくるね!バイバイ!」

 

そう言い残して、空を飛び立つ。

女の子の朝帰りか、、、

親はなんていうのか、、、

あれ?妖精は親っているのか?

 

そんな疑問を持ちながらを空を飛ぶチルノに手を振って見送る僕だった。

 

続かない

 

 

 

速攻で浮かんで速攻でボツになったやーつ

 

 

チルノ「一緒に寝るのー?」

 

仲達「だめ?」

 

チルノ「いーよ。おいで」

 

仲達「スリスリー」

 

速攻でチルノに抱きつき、頬同士をすり合わせる。

 

チルノ「むー、暑いよー」

 

仲達「さわさわー」

 

脇腹をさわさわとくすぐる。

チルノは脇に腕を寄せて抵抗する。

 

チルノ「あははっ。ちょ、やめてってば!」

 

仲達「ふふふー。すっ」

 

チルノ「ちょ!なにしてるの!」

 

隙をついて服の中に手を忍び込ませた。

スーッと脇から腰にかけて優しく撫でる。

それを繰り返す。

 

チルノ「ちょ、、、やめ、、、はははっ、、、あぅ、、、」

 

くすぐったそうにしていたが、だんだんと声が小さくなり、顔を紅潮させながら足をモジモジさせている。

 

チルノ「くぅ、、、この、、、やめてって、、、言ってるだろ!」

 

仲達は凍らされたのだった。

 

END